猫ちゃんの寿命と老化
以前なら、猫ちゃんの寿命は 12 〜 13 年と言われていました。野良猫の場合は、寿命も 4 〜 5 年くらいでしょうか?飼い猫の場合は、人間と同じように医療技術も発達している現在、長寿の猫ちゃんが増えていますよね。 20 歳近くまで元気な猫ちゃんもたくさんいます。そこまで長寿でなくても、病気にならずに家の中で飼われている猫ちゃんは 13 〜 15 歳くらいが平均寿命と言われています。そんな猫ちゃんは 7 〜 8 歳くらいから徐々に老化の兆候が現れ始めます。 10 歳以上になると老猫といえるでしょう。我が家のみっちゅんも立派な老猫です。
右の画像は、みっちゅんの寝起きです。普段は年を感じさせないくらいのラブリーな顔なのですが、寝起きだけは、おじいちゃんです…。おじいちゃんみっちゅんがぼんやり外を見ています。
猫ちゃんの老化現象って?
7 歳以上になると少しずつ、見た目や動きに「あれ?老化かな?」と思えるようなサインがあらわれはじめます。どんな老化現象のサインがあるのでしょうか。
動きが鈍くなってくる・よく眠る
若い頃と違い、機敏な動きができなくなってきます。高い場所にジャンプする時も失敗することもありますし、逆に着地に失敗することもあります。高齢になってくると、関節が曲がったり痛んだりすることもあり、体力もなくなってきます。そのため、眠っている時間が増えます。
背中をよく丸める
人も年をとると少しずつ背中が曲がる、俊敏に動くことができなくなりますよね。それと同じで、猫ちゃんも背中を伸ばすのが大変になってきます。普段、寝転んだり寝ている時も背中を丸めていることが多いので、少し気づきにくいかもしれません。
毛づやが悪くなる・白髪が目立ち始める
猫ちゃんによっては、毛づくろいの回数が減りますし、体そのもののしなやかさも徐々になくなってきます。そのため、どうしても毛づやが悪くなってしまいます。また、猫ちゃんも人と同じように、年をとると、口や鼻の回りに少しずつ白髪が目立つようになります。
爪が伸びやすくなり、上手にしまえない
あまり動かなくなると、必然的に爪とぎの回数が減ってきます。そのため、爪が伸びっぱなしになりがちです。また、筋力も徐々に落ちてくるので、一度出した爪をすぐにしまえない、きちんと隠せずにちょっと爪が出たまま、カチャカチャ音を出しながらあるくようになります。
視力・聴力の低下
物にぶつかったりフラフラしたりしていると、視力が落ちている可能性があります。また、白内障になって目が白くにごることもあります。聴力も落ちてくるため、飼い主さんが何回も名前を呼んでも気づかない、大きな音がしてもビクッとしなくなると、耳が聞こえづらくなってるのかもしれません。
歯が抜ける・口臭がする
老猫になると、固いエサをあまり食べなくなります。自然にやわらかいエサを食べるようになるのですが、そうすると歯垢がつきやすくなり、歯周病の原因になります。歯周病にかかると、歯が抜けたり口臭したりします。これも老猫の特徴といえるでしょう。
老猫への接し方・飼い方
老化は、年とともに少しずつあらわれてきます。それにあわせて、飼い主さんも若い頃とは違う接し方、飼い方に変えていってあげてください。
<猫のえさ>
- 1回ごとの量を減らして、回数を増やしてあげてください。常に新鮮なえさを用意しておくことが大切です。
- 老猫用のえさを与えます。最近は、市販のものも老猫向けのえさが多くあります。猫缶もカリカリもやわらかめになっています。栄養バランスも変わってきますから、年齢に応じたエサを与えてくださいね。
- 腎臓機能が低下してくるので、水も新鮮なものを多めに与えるようにしましょう。
<環境の変化に注意>
- 引越しや大きな模様替えは、猫ちゃんにとってストレスになることがあります。猫ちゃんは「同じ環境」が好きな動物なので、老猫を飼っている場合は注意が必要でしょう。
- 老猫になってきっと寂しいだろう、と新たに子猫を飼いはじめる人もいます。ですが、これも猫ちゃんにとっては大きなストレスになります。老後はゆっくりのんびり過ごしたいのは、人も猫も一緒です。
<グルーミングを手伝う >
- 毛づくろいの回数も減るため、抜け毛が体についたままだったり毛づやが悪くなります。こまめにブラッシングしてあげましょう。
- 目ヤニやよだれも気になり始めますから、ガーゼをお湯で湿らせて、しっかり絞ってふき取ってあげてください。
猫ちゃんの老化は、日々少しずつすすんできます。 7 歳以上になったら、動きや体の細かい部分を見て、変化がないのかチェックしてあげましょう。変化が見え始めたら、これまでとは違った老猫としてのケアをしてあげてくださいね。