猫が毛づくろいをする理由は?
猫は、水が嫌いで洗われるのは嫌いですが、綺麗好きな動物です。毎日毎日、必ずといっていいほど、自分の身体を舐めて毛づくろいしていますよね。これは、なぜなのでしょうか?猫ちゃんの舌はザラザラしています。このザラザラは、人でいうクシやブラシの役割もあり、毛づくろいすることによって、毛並みを整えていると考えられます。毛並みを整えること以外にも毛についた汚れを取ったり、抜け毛をなめ取ったり、フケを抑える役割もあるのです。また、これ以外にも猫ちゃんは、自分の臭いが周囲につくのを嫌うので、臭いを消す役目があるとか、日向ぼっこをして毛で生成したビタミンをなめ取っているとも言われています。いずれにせよ猫ちゃんにとって、毛づくろいは必要不可欠な行動といえますね。
ちなみに、うちのみっちゅんは不機嫌なときに私が触ると、飛んで逃げて私が触った場所を懸命になめます。「私はそんなに汚いっていうの !? 」と結構ショックだったりします。猫ちゃんを飼っているあなたは、そんな悲しい目にあったことあります?
猫にブラッシングが必要な理由
猫ちゃんが自分で毛づくろいをするならば、人がわざわざブラッシングをする必要がない、と思う人もいるかもしれません。でも、猫ちゃんにブラッシングはやっぱり必要なんです。ブラッシングは毛づやを良くするという効果だけではなく、皮膚に程よい刺激を与え、猫ちゃんの血行が良くなるのです。そして何よりも、ブラッシングタイムは猫ちゃんと飼い主さんのふれあい、コミュニケーションを取ることができる大切な時間でもあるのです。猫ちゃんによって、子猫の頃はブラッシングが嫌いな子もいるかもしれません。それは、ブラシで毛を整える、ということに慣れていないのが原因です。でも、最初は嫌がっても根気強くブラッシングを続けてあげてください。最初は短時間でもかまいません。少しずつブラッシングを続けていけば、徐々にブラッシングが好きになってくるはずです。時間がかかる場合は、子猫のときのブラッシングをあきらめても仕方ないです。無理にブラッシングを続けて、ブラッシング嫌いになっても困りますから。成猫になってブラッシングの良さに目覚めて、大好きになる子もいますから、気長に試してくださいね♪
時々、ブラッシングよりも掃除機で吸い取られるのが好きな猫ちゃんもいます。通常のブラッシングも好きだし、掃除機のブラシで綺麗にされるのが好きっていう猫ちゃんですね。掃除機をかけ始めると、ゴロンと転がって「吸い取って〜」っていう猫ちゃん、かわいいですねぇ〜。私の実家の猫がそうなんです!みっちゅんは、掃除機大嫌いなんですけどね。
うちのみっちゅんも、子猫の頃はブラッシングが大嫌いな子でした。なので、子猫の頃はブラッシングをあきらめていたのですが、1歳半くらいにブラッシングをしてみたら、ゴロゴロと言いながら擦り寄ってきましたよ。今じゃ、すっかりブラッシング大好きな猫です♪
ブラシの種類
ブラッシングを始めようと思って、ブラシを買いに行っても種類がいっぱいあってどれを選べばいいのか、悩んでしまうことってありませんか?猫ちゃんの毛の長さや毛質によって、選ぶブラシも変わってきます。それぞれのブラシには特徴がありますから、あなたの猫ちゃんにはどのブラシが良いのか選びましょう。ブラシは1種類だけでなく、2〜3種類を使い分けてあげるのがオススメです♪
スリッカー (短毛・長毛両方OK!)
細い針金が曲がった状態でついているブラシです。抜け毛をしっかりと絡め取ってくれるブラシで、中のフワフワの抜け毛も取ってくれる優れものブラシです♪ただし、スリッカーのブラシの先は丸くなっていないため、猫ちゃんの皮膚に直接当たると、猫ちゃんの皮膚に傷がつく可能性があります。あまり力を入れすぎずにブラッシングしてあげてくださいね。
ピンブラシ (短毛・長毛両方OK!)
ブラシ部分はスリッカーよりも太く、ピンの先も丸くなっているので、猫ちゃんの皮膚や毛並みを傷めません。多くのピンブラシの根元にあるクッション部分はゴム製で、押すと引っ込みます。つまり、力を加えても猫ちゃんの皮膚への負担が少ないということですね。かといって、力を入れすぎないようにしてください。ピンブラシも、中の毛を取り除いてくれますし、毛並みを整えてしなやかにしてくれます。
獣毛ブラシ (短毛向き)
豚毛や馬毛、猪毛を使って作られているブラシが多いですね。獣毛ブラシは、猫ちゃんの毛づやをよくするという役割があります。ブラシの毛の長さや硬さなど、種類が多いので猫ちゃんの好みがどのタイプなのか、いくつか試してみるといいでしょう。長毛の猫ちゃんに使っても、毛の通りがあまりよくないのでオススメできません。最近は、ピンブラシと獣毛ブラシが裏表でセットになっているタイプも多いですね。ナイロン製のブラシもありますが…静電気がおこって猫ちゃんの毛が大変なことになってしまいます。
ラバーブラシ (短毛向き)
その名の通り、ゴムでできたブラシです。ブラシの歯は短く、歯と歯の間の隙間も大きめです。猫ちゃんの体についている抜け毛を取るためのブラシです。また、猫ちゃんの皮膚のマッサージにもなるので、時々使ってあげてくださいね。ブラシの歯は短めなので、短毛の猫ちゃん向きです。
コーム(短毛・長毛両方OK!)
長毛の猫ちゃんにとってはもつれた毛をほぐすために、短毛の猫ちゃんにとっては仕上げ用として使ってくださいね。コームは粗目と細目がありますが、長毛の猫ちゃんのもつれ毛をとかすときには粗目、仕上げの時には細目を使うとよいでしょう。ですから、粗目、細目の両方があるコームがオススメです。
ブラッシング方法
猫ちゃんの毛の長さ、年齢によってもブラッシングの回数やブラシの種類が違ってきますので、参考にしてくださいね。
短毛種の猫
用意するもの:
スリッカー、硬めの獣毛ブラシ、コーム、ラバーブラシ(あれば)
ブラッシング回数:
週に1回程度でOK。春や秋の生え変わりの時期は多めに。
ブラッシング方法:
粗目のコームで、頭から尻尾に向かってとかしていきます。猫ちゃんを外に出しているなら、このときにノミやノミの糞がついていないかチェックしてくださいね。その後、スリッカーで中の抜けやすい毛をブラッシングで取り除きます。その後、獣毛ブラシで猫ちゃんの毛を整えてあげてくださいね。ラバーブラシか細目のコームで仕上げをすれば、ブラッシング完了です。
長毛種の猫
用意するもの:
コーム、ピンブラシ、スリッカー、獣毛ブラシ、(先端が丸いハサミ)
ブラッシング回数:
毎日
ブラッシング方法:
長毛の猫ちゃんの毛は、細くて長いのが特徴です。からまったり毛玉になりやすいので、粗目のコームやピンブラシ、スリッカーで毛をほぐしてあげましょう。顔→頭→足→体、の順番で丁寧にブラッシングしてくださいね。特に首の下や足は毛玉ができやすいので、慎重にブラッシングしましょう。おなか部分をブラッシングするときは、猫ちゃんを仰向けにすると、スムーズにできますよ♪毛をほぐしたら獣毛ブラシでブラッシングしてあげましょう。最後にコームで仕上げます。
毛玉ができている場合は、丁寧にときほぐします。それでも絡まっているときは、先端が丸くなっているハサミでカットしてあげてくださいね。くれぐれも毛をひっぱらないように注意してください。
7歳以上の猫
老猫と呼ばれる年齢の猫ちゃんは、毛づくろいの回数が減ってしまうことがあります。そのような場合は、短毛長毛に関わらず、こまめにブラッシングしてあげてくださいね。短毛であれば、通常のブラッシングにプラスしてラバーブラシを使ってあげると、マッサージの効果もありますよ。